結局metaキーワードは必要なのか

…という記事を某所で書いたのをリライト。
書く記事がないとかそういうアレじゃないですよ全くもって。

さて。
Googleが「検索にmetaキーワード使ってねーよ」と言って早5年。
なのに、未だに「検索キーワードをmetaタグに設定しましょう」と言われます。

何故なのか?…という点について触れるのと、
私の方針…つまり、弊社の場合はこういう見解ですというお話を一つ。

先ず、2009年にGoogleのウェブマスターブログで言及された点を含めて、
GoogleがSEOに関して持つ見解はこうだと予想されます。

ボクが「SEO大事!」だって言ったから、みんなが過剰なSEOしちゃうのかな…
ボクはみんなに「このサイトは役に立つなぁ!!」ってトコを紹介したいだけなのに!
SEO大事!って言ってるのは、ナカミが揃ってこその話なんだからね!!
SEO業者さんの食い物になるためなんかじゃないんだからね!!
だから検索順位上げたいってワード書いたって、ボクは一切見ないからね!!
サイトに使ってないよーなコトバ書いたって見てあげないんだから!
そんなコトして検索順位あげたいなんて人がいたら
ボクの友達のパンダちゃんやペンギンちゃんにめっ!!ってしてもらうんだからね!

ほんわか対応です(´・ω・`)
パンダアップデートの際に順位が変動すると「またおまえか」と謂われない疑いをかけられますが、
私はGoogleちゃんとお友達のパンダちゃんとは違います。

前述のウェブマスターブログでは、今後この「metaキーワード」を利用するかどうかについて
未来のことは未定だと濁しているわけですけども、
SEOスパムが横行された過去を見ると後ろ向きなイメージが持たれます。

では、何故SEO業者がmetaキーワード設定を推すのか?
※既にキーワード設定を行っていない会社もあります

大まかに考えられるのは3通り。

1.単にSEO対策方法のマニュアル的なものが古いまま
2.別の検索エンジンでは使っているかもという可能性
3.今後のGoogleちゃんに期待。

…ということでしょう。
1の場合は置いといて…という話にはなりますが
実際Yahoo!が検索エンジンをGoogleへ乗り換えまっす☆と言うまでは効果が見られていたわけで、マイナー検索エンジンの考慮というのは捨てられません。
3の場合も「長く設定されてた方が(SEO対策的に)強そう」というイメージはあるかもしれません。

では、今私たちがどのように考えているか…という点ですが

お客様の対策については、キーワードは設定させて頂いています。

…というのが現在の施策です。

お客様とSEOの指針を決める際に
「じゃあ、どういったキーワードで上げるべきか?」
「このページのコンテンツはどのように作るべきか?」というお話をさせて頂いています。
その時にお客様と担当者のそれぞれが共通して「このキーワードをあげよう!」
…と認識するための明文化のツールとして利用しているのです。

契約書やドキュメントに残すことが最良なのでしょうが、
CMSを利用し「(お客様に)実際に触って」もらいながらSEO対策に携わらせて頂く場合、
どうしてもお客様の協力の元、作業をさせて頂くのでこの方法が一番やりやすいんですよね。

…ま、まぁウチの会社の各製品やサービスのサイトは
「よーし、みんなWebプロモーションについて学んでみな!!」と
野に放った新人があれやこれやとキーワードを詰めてくれた経緯はありますが…
うーん。いつなおそう(-“-;)

ぱんだー。@新人の苦労など知らぬ

update : 2014/11/17 | つれづれにっき