Webサイトフォームの離脱率

Amazonは、10月8日にAmazonアカウントを使ったID決済サービス「Amazon Pay」でオンラインショッピングを支援する新機能「Web接客型Amazon Pay」の提供を開始した。
本機能は新規ユーザーがオンラインショッピングを行う際、Amazonアカウントを使ってより少ない情報入力で買い物ができることを提案するもの。配送先情報やクレジットカード情報の入力フォームに登場するポップアップウィンドウやチャット内などで、Amazon Payによる簡便な購入方法を提案する。
これにより、オンラインショッピングサイトを運営する事業者は新規ユーザーの利便性向上や入力フォームの離脱率の改善に期待できるとしている。

引用:会員登録せずに手軽に買い物 Amazonが「Web接客型Amazon Pay」をEC向けに提供https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1910/08/news105.html

─ YODOQの見方───────────────────────────

Webサイトの入力フォームの離脱率に注目してみた。
サイトの入力フォームから離脱してしまう割合は大体7割程度。入力フォーム画面で離脱してしまう理由としては

・間違えて入力フォームのページに来てしまった
・レイアウト、項目数など、入力フォームが使いづらい
などがあります。改善できる点は、

・入力フォームのデザインを見直し、必須項目なども見落とさないようにする
・入力フォームの項目の順番を見直し、さらに不必要な項目がないかを確認する
・項目の入力形式、テキストボックスやチェックボックスを上手く使い分ける
他にもあるが、上記のような点を考えれば改善できるのではないだろうか。

2018年の秋に話題に上った話に、東京オリンピックのボランティア申込フォームがひどいというものがあった。
申込が完了するまでに30分かかると表記されているのにそれ以上かかるらしく、また、項目が多すぎて入力ミスを起こしやすく、入力ミスだった箇所が分かりにくく、スマホのレイアウトが見づらい、多言語対応しているように見えて対応されていないなど、Webデザインをしている人は反面教師として見ておいた方がいいと言われるほどになかなかの酷さだったそうだ。

入力フォームの離脱率を下げることは全体的な離脱率を下げることにもつながるので、少しでも分かりやすいような入力フォームになるように構築していきたい。

参考:入力フォームの離脱率を調べる方法と改善方法
https://gorilla-efo.com/blog/aband_rate.html

参考:五輪ボランティア応募フォームの作りが最悪で「難しい」の声続出 「応募する前に試されている気がする」「断念する人続出しそう」
https://news.careerconnection.jp/?p=60084

update : 2019/10/10 | ネットサービス