翻訳機能付きQRコードの無料作成サービスを公開

株式会社インフォリオは運営するQRコードを無料で作成できるウェブサイト「QRのススメ」で、アカウント登録不要かつ無料で自動翻訳機能がついたQRコードが作成できる「多言語QR」を7月24日に公開しました。
作成フォームにテキスト原稿を設定してQRコードを作成するとURLが発行されます。エンドユーザーがQRコードからアクセスするとスマートフォンの言語設定にあわせて、翻訳されたテキストが表示されるシステムになっています。
現時点では英語・簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語など28ヶ国語に対応しており、300文字まで入力できます。無料プランでは広告が表示されますが有料プランになると広告を表示させることもなく、また文字数も800文字まで入力できるなど、フリーミアムの仕組みを取り入れています。

引用:https://hogehoge/https://kyodonewsprwire.jp/release/201907249008
参考:https://qr.quel.jp/multilingual.php
─ YODOQの見方───────────────────────────

近年、日本を訪れる外国人は増加しており、それは旅行に限らず仕事を目的としたものまで事情は様々です。東京オリンピックや関西・大阪万博を控え、ますます外国人への対応は必要になってきており、行政や各企業は多言語対応を行っています。
今回ご紹介した「多言語QR」では文字数が限られていますが、同じようにQRコードを利用しつつも画像や多くの文字を多言語化できるサービスがありましたのでご紹介します。

参考:https://jp.qrtranslator.com/

QR Translatorは多言語で表示させるだけでなく、音声で読み上げる機能やSNSとの連携も可能というような便利な機能があります。コストはかかりますが、導入している企業は多いようで、実績紹介には有名な施設や企業が記載されています。

今後も多言語化のニーズは増えていくので、需要に応えるため多種多様な多言語化サービスが開発され、発表されていくと思います。その中で、費用対効果を考えながら自社のサービスに有益なものを利用できると業績アップが期待されるので、新しく発表されるサービスにアンテナをはっておくことをおすすめします。

update : 2019/07/25 | ネットサービス